WE ARE BUZZWIT

現在2つのブランドのMDを兼任。韓国発の「SCULPTOR」では、商品の買い付けをはじめ、日本のお客様に商品の魅力を最大限に伝えるための独自PRやSNS戦略などを担当。もう一つのBUZZWITオリジナルブランド「Ambre Neige」では、予算や売り上げの管理など全ての業務に携わっています。日本と韓国のマーケットの流れ、マーケティングの違いなど、新しい学びがたくさんあります。

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入社・アパレルの仕事に
就いたきっかけ

私は韓国出身。大学から日本で過ごし、卒業後に某アパレル企業に入社しました。ファッションが好きだったというよりも、ファッションカルチャーやトレンドを生み出す人たちのストーリーが大好きだったので、アパレル業界に興味を持ち、アパレル企業に入社しました。

そこで担当したブランドが韓国の人気ブランド「KIRSH」とコラボをして大成功したことを機に、KIRSHの日本展開のサポートをすることになったんです。そして出会ったのがBUZZWIT。前職では担当役割が分かれていたのですが、BUZZWITではブランドに関わる全てに携わることができる。KIRSHを日本で育てるという大きなビジネスを自分で組み進められることが魅力で、BUZZWITに入社しました。

1日のスケジュール

前日の売り上げチェック

売上金額だけでなく、どんなデザインのアイテムが売れているのかをまとめます。この実績データが次の商品企画の指針になるので、毎日必ず行う重要な業務ですね。

ランチ

だいたい社外で食べます。お気に入りはテラス席のあるお店。外の空気を吸ってリフレッシュできるんです。ランチを食べながらSNSをチェックすることも多いですね。

商品の納期管理

ひと月に発売するアイテムは約30型。サンプル納品などが遅れないようメーカーさんにリマインダーメールをするなど、スケジュール管理には特に気を付けています。

メーカーとの打ち合わせ

オーダーやサンプル確認など、何度も行います。特に作りたい服のデザインや生地、予算、スケジュールなどの詳細を伝える初回の打ち合わせは気合いが入ります!

売り上げ・仕入予測管理

朝にまとめた売上実績を元に、「この商品はもっと増やそう」といった今後の予測を立てます。だいたい週単位、月単位で3カ月先までのトレンドの見極めを行っています。

帰宅し、SNSやYouTubeチェック

気になることがあると、その背景まで調べないと気がすまないタイプなんです。漫画や文化、音楽など、家に帰ってからも常に情報収集をしていますね。

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転機とやりがい

韓国ブランドの日本誘致業務では現地とのWeb会議もたびたび行います

入社のきっかけになったブランド「KIRSH」と、実際に契約を交わすまでの1年間は本当に学びの多い時間でした。自分では「こうしたらうまくいきそうだ」と思っていても、事業に関わるみんなが納得するまでに時間がかかることもたくさんありました。しかし、そんな時間があったからこそ、臨機応変な対応や瞬間的な判断の大切さを実感することができました。

その後も「SCULPTOR」をはじめ、韓国ブランドの誘致に携わる中で、言葉の選び方や考え方などに、そのときの学びがとても生かせています。その結果、街で自分が携わったブランドの服を着ている人を見掛ける機会もたくさんあり、とてもうれしいです。

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仕事において大事にしている
3つのこと

お客様の好きなものを共有する

お客様が見ていそうなSNSやブログをチェックして「この人たちがカッコいい」「これがかわいい」といった思いを吸収することで、次の商品企画にも生かしたいですね。

多様な分野にアンテナを張る

ファッショントレンドだけでなく、社会の動きも意識しています。アパレルはライフスタイルの一部なので、生活の変化はアパレルの需要の変化にもつながっています。

自分の将来像を考える

尊敬する人などを目標に、「いつかこうなりたい」という姿を描くようにしています。すると、いま何を頑張るべきなのかが分かりますし、モチベーションにもなるんです。

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これから挑戦したいこと

私が10代だったころ、2000年代のファッションカルチャーで輝いていた人たちの生き方や考え方にとても大きな影響を受けました。今でも当時のビンテージアイテムをファッションに取り入れることが多いです。これからは自分が後輩たちにポジティブな影響を与えられる人になりたいと思っています。

デジタル社会の今、情報は流れていくものではなく、ずっと蓄積されていて、過去の情報でも振り返ることは簡単にできるため、いろいろ次の世代へ伝えていきたいと思っています。自分の目指す姿のために、後輩たちに何が残せるのか、どう残していくべきなのかを自分なりに考えている最中です。